東芝トルネオVスティッククリーナー対ダイソンフラッフィースティッククリーナーの対決!
これはBSスカパーで放送されていた番組だが、こんな面白い番組があったの知らなかった。
まさにスポンサーの付いている地上波やBSでは無理だったことが、スポンサーのないスカパーだから出来る全くのガチンコ対決だ。
コードレス掃除機対決
巨大電気メーカーパナソニックからメールが届いた。
「DVDを見ましたが、視聴者からの視線だと大変良い番組ですネ」
「何か協力出来ることがあれば言ってください」
スカパースタッフは「要りません」ときっぱりと申し出を断った。
協力されると肩入れしちゃうから正当な審議が出来なくなってしまうので断りましたって。
さすがスカパーだ。
日本代表の東芝トルネオVスティッククリーナーが勝利して一般バイヤーはこちらを選ぶのか、それともイギリス代表のダイソンフラッフィースティッククリーナーが勝利してバイヤーが欲しがるのか、比較対決だ。
コードレス掃除機の先駆者のダイソンとしては負けるわけにはいかない。
対する東芝はダイソンを目標にして、悪い所をなおして開発して来たので負けるわけにはいかない。
どちらも国を挙げての勝負だ。
東芝 vs ダイソンコードレス掃除機対決
対決は3番勝負で最後にファイナルラウンドがあるので4番勝負だ。
① 吸引力 ② 集塵力 ③ 騒音 ④ 連続使用時間 の4つで比較勝負!
吸引力対決
第一対決では一般的な家庭で冷蔵庫と棚の隙間のごみを吸い取れるのかの勝負と16ポンドのボーリングの玉を特別な器具を使って吸いこみ持ちあげられたら勝利の2番勝負だ。
① 一般的な冷蔵庫の奥行きが70Cmなので、その距離で吸引したら勝ちとなる。
② ボーリングのボールで1番重たいとされている16ポンドの重さを持ちあげられるか?
まず隙間での吸いこみ力だがどちらも平均的な奥行き70Cmをクリアでドロウ
私の見た目ではトルネオVは吸いこみまでがゆっくりのように感じた。
一方ダイソンは吸い取りも早い。ドローにはなったけど吸引力はダイソンのように感じられた。
そしてボーリングのボールもどちらも持ちあげることが出来てドロウ
吸引力対決では両社引き分けとなった。
ここでジャッジがくだされバイヤーそれぞれ動いてもらうが、吸いこみのスピードとボーリングのボールを持ちあげる安定感からダイソンが優勢だった。
ここまでは引き分けだが、このまま距離を伸ばしていったり、より重たいボールで勝負したらダイソンが勝利したような感じを受けた。
集塵力対決
第2勝負は集塵力対決だ。
掃除機の性能はパワーだけでなく、ゴミをいかに残さず掃除してくれるかにかかっている。
集塵力を決めるのはヘッドの性能だ。
パワーだけではなく、いかにヘッドによってゴミを集め効率よくパワーが使われるかによってくる。
掃除するのは、フローリングの隙間にゴミが残っていないか、畳のゴザ部分にゴミが残ってないか、カーペットでゴミが残ってないかの勝負だ。
ゴミとして使われたのが、砂、ベビーパウダー、石松子と用意された。
モノクラーベ特設コースは長さ90Cm幅26Cmで、ゴミをまんべんなく敷き、差が出ないように1人の研究員で勝負、直線コースをたった1回の1拭きで勝負するガチンコなのだ。
勝敗はデジタルハイスコープを使って目視で行う。
デジタルハイスコープは医療の現場でも使われるすぐれ物だ。
これはデジタルハイスコープでティッシュペーパーを見た映像だ。
さて第2ラウンドの開始だ。
第1対決はゴザの対決だが、モノクラーベ特設直線コースで1拭きはきつい勝負だ。
しかもゴザの上に砂を巻いて上からハンドローラーで押してゴザの奥まで押し込んでいた。
果たして吸い取れるのか?
東芝とダイソンが吸い取った後デジタルハイスコープで覗いていたらダイソンには砂の粒が見えなかった。綺麗に吸い取っていた。
第2種目はカーペット対決だが、これもカーペットの上にベビーパウダーを敷いてその上から押しつぶすといったとんでもないことをしていた。
これは両社ともに白い後は見えたが、より吸い込みが悪く白さが残っていたのがダイソンだった。圧倒的に肉眼で見ただけで東芝の優勢だった。
いよいよ第3勝負だ。
フローリングに超微粒子の石松子が使われ押しつぶしはしないがまんべんなくまいていた。
これはヘッドの性能も関係するがパワーがモノをいいそうだ。
この勝負圧倒的にダイソンだった。
ダイソンは全くピンク色が見えなかった。
これまでが掃除機としての性能だ。
騒音対決
これからは騒音対決だが東京では夜40デシベル以上の音を出すのは違反らしい。
ちなみに40デシベルってベランダなどの外に置いているエアコンのファンの音と同じらしい。
これは東芝が70デシベル、ダイソンが77デシベルで数字の上では東芝だったが、家の中での聞こえ方などは、2階の子供部屋には聞こえていないらしくドロウとなった。
連続使用時間対決
コードレスだからバッテリーの持ちが気になるが埼玉の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場出向いて、シートを敷きその上でゴミを吸いながらどれだけの距離をどれだけの時間でバッテリーがなくなるか検証したが、これも東芝が21分04秒で315mだったが、ダイソンは19分35秒290mで東芝が勝利したが、バッテリーがフル充電にかかる時間が東芝が5時間で、ダイソンが3時間30分だった。
相手のお客様相談室に電話で相談したりしたが、結局一般バイヤーは10対10の引き分けだったが、ゲストの三船美佳はダイソンを選びダイソンになった。
最終勝利はダイソンだった。
ピンポン玉の吸いこまれていくスピードなど圧倒的に吸引力の違いを感じました。
今では改良されてのも凄いと思います。
細かい詳細はスカパーで…